ハードウェア開発の多様なエンジニアが語る成長環境と挑戦のリアル
株式会社電産(以下、電産)のハードウェア開発チームに所属する多様な経歴を持つエンジニア6名による本音のグループインタビュー。大学での専門性を活かしたい、風通しの良い環境で自律的に成長したい…それぞれの入社理由、日々の業務で感じる仕事の魅力や困難、そして「失敗を恐れず挑戦する」という電産のバリューが息づく開発現場のリアルな空気をお届けします。
なぜ電産を選んだのか?「やりたい」を実現するキャリアパス
1. 専門性を追求できる安定環境と、風通しの良さが決め手に
電産を選んだ理由は多岐にわたります。あるエンジニアは大学での電気系の専攻を活かしたいという思いから、また別のエンジニアは半導体研究の経験を活かしつつ、より幅広い分野に関われる点に魅力を感じて入社しました。
【重要な入社の決め手】
・ハードウェア設計の全工程に携われること
・転勤がない安定した環境で専門性を追求できること
・面接時に感じた「言いたいことが言える、風通しの良い雰囲気」(中途入社のチームリーダー)
特に、中途入社のチームリーダーは、面接時の率直で飾らない雰囲気が入社の決め手になったと語っています。
2. 想像以上の相談しやすさと自律的な開発スタイル
入社後、エンジニアたちが口を揃えて語るのは「良い意味でのギャップ」があったことです。もっと厳しい上下関係や堅い雰囲気を想像していたものの、実際は社員同士の仲が良く、非常に相談しやすい雰囲気だと感じています。
さらに、開発の進め方についても、リーダーの指示で動くという想定とは異なり、個々の担当者が主導権を持って進めるスタイルです。この自律的な開発スタイルは、各々が強い責任感を持って仕事に取り組むことにつながり、大きなやりがいとエンジニアとしての成長を促しています。
チームで乗り越える開発の魅力と難しさ
1. 初めての設計にも挑む、日々の業務そのものが成長の機会
インタビューに参加したハードウェア開発チームは、比較的社歴の浅いメンバーが多く、日々の業務一つひとつが「可能性への挑戦」の連続です。
チームリーダーは「チーム内の半数以上が、初めて設計を担当するような業務に取り組んでおり、それ自体が大きな挑戦です」と、若手の積極的な挑戦を歓迎する姿勢を強調しています。
2. 困難はチームで解決。知識・経験を共有し支え合う文化
お客様の真の要望を深掘りする難しさや、前例のない課題に直面する大変さはありますが、電産にはそうした困難を一人で抱え込まず、チームで支え合い解決していく文化が根付いています。
初めての受託開発で壁にぶつかった若手エンジニアは、チームリーダーをはじめとするメンバーに積極的に相談し、乗り越えることができました。規格の勉強から試験方法の模索まで、チーム全体で知識と経験を共有することが、一人ひとりの、そして組織全体の技術力向上に繋がっています。
行動指針(バリュー)の実践がエンジニアの成長を加速させる
電産の文化を形作る3つのバリュー(行動指針)は、ハードウェア開発の現場で日常的に実践されています。
1.「人の意見に耳を傾け、共に成長しよう」部署の垣根を越えた活発な議論
開発に行き詰まった時の相談相手は、チーム内にとどまりません。社内には部署の垣根を越えて誰にでも気軽に質問できる雰囲気があり、時には社内掲示板を通じて全社的に意見を求めることもあります。専門的な技術のコツからツールの使い方まで、互いに教え合い、学び合うことでチーム全体の技術力を高めています。
2.「常に疑問を持ち、考え続けよう」既存の技術資産にも疑問を持つ探求心
過去の成果物を流用する際も、単にコピーするだけで終わりません。「なぜこの設計なのか?」と常に疑問を持ち、その背景にある意図まで深く理解しようと努めます。貴重な技術資産を保有しながらも、それに100%満足せず、常に最善を追求する探求心が、電産の技術に対する高い信頼性を支えています。
3.「失敗を恐れずに挑戦しよう」上司や先輩のサポート体制が安心感を担保
失敗は成長の貴重な糧です。電産では、失敗した個人を責めるのではなく、チーム全体でフォローし、次に活かそうという文化があります。上司や先輩が責任を持ってサポートしてくれるという安心感があるからこそ、若手エンジニアは臆することなく新しい課題に積極的に挑戦できるのです。この心理的安全性の高い環境が、未来の新しい技術を生み出す土台となっています。
専門性を極め、自律的に成長したいあなたへ
最後に、これから電産を目指す方々へのメッセージを尋ねました。エンジニアたちが口を揃えて語るのは、「働きやすさ」と「成長できる環境」です。
ベテランエンジニアは、「失敗はよくあること。まずは動かして、考える姿勢が重要です」と、未来の仲間の挑戦を後押しします。また、チームリーダーは、「社会人1年目は誰でも不安を感じると思いますが、ここは堅苦しい雰囲気がなく、安心してスタートを切れる場所です」とエールを贈りました。
【電産が求める人物像】
・専門知識を活かしてさらに成長したい方
・チームで協力しながら大きな目標に挑戦したい方
・自律的に仕事を進めることにやりがいを感じる方
ハードウェアエンジニアという希少な専門性を深く追求できる最高の環境で、皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。