多様な視点が交差する
開発現場のリアル

グループインタビュー

ハードウェア開発チーム

岩井直子, 濱端真平, 富川麻有, 藤原康,
伊藤拓磨, 伊東輝大

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インタビュー

ハードウェア開発に携わるエンジニア6名のリアルな視点

電産でハードウェア開発に携わる、社歴も経歴も様々なエンジニア6名のグループインタビューです。チームの雰囲気や仕事の進め方、電産で働く魅力やエンジニアとしての成長環境について、リアルな視点から語ってもらいました。これから電産を目指す方々にとって、ぜひ開発現場のリアルな空気を感じてください。

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入社のきっかけ・入社後に感じたこと

一人ひとりの「やりたい」を実現できる場所

大学での専攻を活かしたい、専門性の高いハードウェア設計に携わりたい、風通しが良く社員同士の距離が近い社風に惹かれたなど、エンジニアたちが電産を選んだ理由は様々です。
大学で電気系を専攻していた濱端さんは「学んだことを活かしたい」という思いで、大学院卒の伊東さんは半導体研究の経験を活かしつつ、より広い分野に関われる点に魅力を感じて入社しました。
転職経験者の岩井さんは、面接時に感じた「言いたいことが言える、風通しの良い雰囲気」が入社の決め手になったと語ります。藤原さんは面接の前後で電産の技術センターを内覧し業務内容が把握できたことを利点として上げています。
また、富川さんや伊藤さんが魅力に感じたのは、基板設計の全工程に携われることや、転勤がない安定した環境で専門性を追求できる点でした。

入社後について尋ねると、「良い意味でのギャップがあった」と口を揃えます。
もっと厳しい環境を想像していたが、実際は非常に相談しやすいと感じており、想像以上に社員同士の仲が良いと話します。
一方で、開発の進め方については、リーダーの指示で動くと思っていたが、実際は個々の担当者が主導で進めるスタイル。責任感を持って仕事に取り組める、自律性が求められる点に良い刺激を受けているようです。

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仕事の魅力や難しさ

日々の業務すべてが可能性への挑戦、チームで支え合い課題を解決

今回インタビューしたハードウェア開発チームは、社歴の浅いメンバーが多く、彼らにとって日々の業務そのものが挑戦の連続です。リーダーの岩井さんは「チーム内の半数以上が、初めて設計を担当するような業務に取り組んでおり、それ自体が大きな挑戦です」と語ります。

初めての受託開発で仕事の進め方に悩んだという富川さんは、岩井さんをはじめとするチームメンバーに相談しながら乗り越えた経験を話してくれました。お客様の真の要望を深掘りする難しさや、前例のない課題に直面する大変さ。しかし、そうした困難も一人で抱え込むのではなく、チームで知識や経験を共有し、支え合いながら解決していく文化が電産にはあります。
また、規格の勉強から試験方法の模索まで、一つひとつの業務がチーム全体の成長に繋がっており、電産のミッションである「可能性への挑戦」を体現する開発現場といえます。

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電産のバリューを実践する開発現場

共に成長し、考え続け、失敗を恐れない

電産の文化を形作る3つのバリュー(行動指針)は、社員の日常に深く関わっています。ハードウェア開発チームの開発現場でも積極的に実践しています。

「人の意見に耳を傾け、共に成長しよう」
開発に行き詰まった時、相談相手は同じチームのメンバーに限りません。社内には部署の垣根を越えて誰にでも気軽に質問できる雰囲気があり、時には社内掲示板を通じて全社的に意見を求めることも。ツールの使い方から専門的な技術のコツまで、互いに教え合い、学び合うことでチーム全体の技術力を高めています。

「常に疑問を持ち、考え続けよう」
過去の成果物を流用する際も、ただコピーするだけでは終わりません。「なぜこの設計なのか?」と常に疑問を持ち、その背景にある意図まで理解しようと努めます。貴重な技術資産を持ちながら、それらを100%信用せず、常に疑問を持つことが重要だと考えています。現状に満足せず、常に最善を追求するこの姿勢が、電産の技術の高い信頼性を支えています。

「失敗を恐れずに挑戦しよう」
失敗は成長の糧。電産には、失敗した個人を責めるのではなく、チーム全体でフォローし、次に活かそうという文化があります。上司や先輩が責任を持ってサポートしてくれる安心感が、若手エンジニアが臆することなく新しい課題に取り組む土台となっています。この安心できる環境こそが、未来の新しい技術を生み出す力になると信じています。

ある一日のスケジュール

  • 10:00

    出社、チーム会議

    毎週月曜日にグループミーティングがあります。グループミーティングから1週間がスタートします。

  • 11:00

    デバッグ結果の確認

    前日に行っていたデバッグ結果を再確認するとともにレポートの作成を行います。

  • 12:00

    お昼休憩

    会社で頼んでいるお弁当を食べます。食後は各自自由に過ごしています。睡眠をとって英気を養う人もいます。

  • 15:00

    デバッグ試験

    設計中のボードの動作検証を進めます。パソコンやオシロスコープも使いながら1ステップずつ丁寧に進めていきます。

  • 18:00

    進捗のまとめと明日の計画

    当日のデバッグ内容をまとめます。また、明日実施する試験の予定を立ててその準備を行います。

  • 19:00

    退社

    自宅に帰って、発売されたばかりのゲームをしたり、本を読んだり仕事にいかせることを学びながら充実した時間を過ごしています。

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メッセージ

専門性を究め、成長し続けたいあなたへ

最後に、これから電産を目指す方々へのメッセージを尋ねました。エンジニアたちが口を揃えて語るのは、「働きやすさ」と「成長できる環境」です。厳しい上下関係がなく風通しの良い社風、自分の役割と責任が明確で業務に集中できる環境、そしてハードウェアエンジニアという希少な専門性を深く追求できる点が、電産の大きな魅力です。
岩井さんは「社会人1年目は誰でも不安を感じると思いますが、ここは堅苦しい雰囲気がなく、安心してスタートを切れる場所です」と、未来の仲間にエールを送ります。
専門知識を活かしてさらに成長したい方、チームで協力しながら大きな目標に挑戦したい方、自律的に仕事を進めることにやりがいを感じる方にとって、電産は最高の環境です。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。